【大型二種体験記:第2段階・路上教習⑤】運命の自主経路
路上教習5時間目。運命の自主経路です。一応、地図は頭に入れてきました(不安ですが)。
配車機にカードを通すと・・・「プロレスラー」先生!
全然ちゃうやんか(笑)。さらに・・・
先生「今日は渋滞しているので、コースを省略しますね」
いきなりの簡略化!しかも覚えられなかった右折左折が連続する部分(笑)。
南に下がって、戻ってくるだけのシンプルコースに変わりました。
早速バスに乗り込んで出発・・・の前にエア不足のためエア補充。
途中で左上を木に引っ掛けてしまい、相変わらず左側の「細かな」確認不足が続いています。
余裕が出てきたところで、すこし雑談。
プロレスラー先生は、技能1時間目、つまり全く初めてのバス運転の時に担当していただいたのですが、「先生のおかげでなんとか走って停まるぐらいはできるようになりましたよ~」といえば「ちゃんと運転できてますよ」とお世辞でもありがたいお言葉を(笑)。
今でも覚えています。運転席にのせられた後、「ちょっと前に進んでみましょう」と言われて、少し前に進んだあの瞬間・・・。あれは感動モノでした。
教官「少し早く帰ってきたので、鋭角いきましょう」
昭和ジジィの悪夢がよみがえります。YouTubeでだいぶ予習はしてきました。
できるだけ前に寄せながら、後輪と三角形の頂点の距離を開けることを意識しながら、切り返し。
いよいよスタート!鋭角に進入しかけた瞬間・・・「あ、右後方脱離真しちゃいました」。
スタート前からいきなりの脱輪。バスが脱輪すると、教習所の時間が止まります。
そう、私がバックして再侵入するまで、前後の普通車の教習車が止まって待ってくれるんです。
この時間が一番気まずい。
気を取り直して、進入。前へ、前へ、前へ。
自分自身が芝生の上に差し掛かるかな?というタイミングでハンドルを切る!
少しバックして、ゆっくり前へ!
そしてもう一度下がろうとしたら・・・
教官「これ、1回で行けると思うよ」
再度直進、「いや、これ大丈夫?」と思いながら、なんとかクリア。
間隔としては、相当前に進んでからハンドルを切っても、3回あればちびちび抜け出せそうな感じがします。逆に、早くハンドルを切ってしまうと、その時点で終了の予感。
まったく実感がないまま、とりあえず鋭角はできるね、というわけわからん評価になってしまいました。
そういえば、プロレスラー先生。修了検定の前も、脱輪しまくってたのに「致命的にやばいところもないので、まぁいけるでしょ」というノリだったんだ。
ちなみに、プロレスラー先生は、1つ1つの行動に理由を求めてきます。
教官「あのタイミングでウインカーを消したのはなぜ?(ちょっと早いのでは?)」
私「いつものクセで消しちゃいました」
教官「いや、後方に車がいて、その車に手前側で曲がると誤解させたくなくて消したのであれば、OKなんだけど、そうじゃないなら曲がり切るまでつけましょうか。」
なるほど、結果は同じ(早めにウインカーを消した)でも、それに理由があるのか、それとも漫然と操作したのかで、意味が違うよと。
忘れないようにします!