【大型二種体験記:1日目】入校式とオリエンテーション
教室に入ると、2階22教室には20人ぐらいの教習生が。「こんなに大型二種免許とる人おるんや」、と感心(これ、後で間違いと知ります)。
簡単な説明の後、適性検査。
私が普通免許を取ったときは無かったような気がするのですが、今は教習所に入ると、免許の種類によって適性検査をうけて、それを振り返る学科の授業もあるようなんです。
「OD式安全性テスト」とか書かれた冊子と回答用紙が配布されます。
これを講師の指示により順番にやっていくという流れです。
1問ごとに講師が説明→時間内に回答・・・と進んでいきます。
就職時などによくある質問形式の適性検査かと思いきや、図形の問題や影絵を見て何をイメージするか?など、回答しようがない問題に戸惑います。鉄道系の運転士試験でおなじみの、クレペリン検査に似た足し算の問題もあります。そして、「朝起きたら元気がみなぎっている」のような質問形式の問題も。
合計8問を、50分ぐらいかけて終了。
その後、「学科を受ける人だけ残ってください」と指示があり、半分ぐらいが退出します。
どうやら、この教室には、大型二種だけでなく、普通二種→大型二種など学科の不要な方もいらっしゃる模様。
10人ぐらいで、オンライン学科の受け方の説明ビデオを見ます。
イマドキの教習所はすごくて、一部対面が必要な項目を除くと、学科はすべてオンライン。パソコンやiPad、スマホで受講できます。
ただし、免許は国家資格だけあって、受講の認定はとても厳しく、「50分連続視聴」「途中退席不可、飲食不可、居眠り不可、よそ事不可」。
そして、不定期にカメラで撮影をして、本当に受講しているか確認するという厳しいもの(当たり前といえば当たり前ですが)。
途中でマウスを動かしても、講座が中断するらしいです。
受講生の方が「iPadもパソコンもないんだけど」と質問をされていらっしゃいました。
講師の回答は「教習所の学習スペースにiPadが設置されているので、そこで受講してください」とのこと。
それはそれで、集中できて学習効率は上がりそうです。
続いて、再び別の教室へ移動。その部屋には全部で30人ぐらい座っています。
どうやら今日入校する全員が集められているようで、技能教習の取り方、教習の流れの説明ビデオを見ます。
その後、個人別の教習カリキュラムが渡されて、いったん解散です。
カリキュラムを配布される際に免許種別の確認があるのですが、普通免許の人もいるのですが、多かったのが「中型免許」の方です。
待合スペースの鉄砲玉の若者も中型免許。若い女性の方も複数人が中型免許でした。
トラックなどの運転の関係で、必要なのかもしれませんね。
(私の時代の普通免許は今でいうところの中型8t限定なので、若者は乗れる車が最初は小さいので大変そうです)。
バイク免許の方も何人かいらっしゃり、先ほどの組長は普通二輪の取得を目指される方でした。
定年を踏まえて、今から普通二輪→大型二輪とステップアップされ、退職金でハーレーでも買われるのでしょうか。
勝手な想像が広がります。
この段階で、2種免許チームは4人であることが判明。
大型二種 3人(私、梅宮辰夫さん風のおっちゃん、同世代の細身のおっちゃん)、普通二種 1人(同世代のおっちゃん)です。
一気に平均年齢が30歳ぐらい上がりました。
入校式とオリエンテーションの後は、学科を2コマ受けて終わりです。
まずは、1コマ目・・・。