2014年8月:姫路③「姫路モノレール橋脚撤去工事の風景③」
街中のレールからはサイドのレール(というか、電気を送るためのき電線)が落下事故などの影響で撤去されていたのですが、大将軍駅付近では敷地内のためか、最後まで残されていたようです。
ロッキード方式のレールの形を把握することができます。
【余談】
私が子供の頃から、「手柄山にモノレールの車両が隠されているらしい」という噂がありました。
なかば都市伝説のようなものとして語られていたのですが、手柄山の山中にある車両基地に全車両と保線車がそのまま封印されているという記事が出ました。
★当時の記事ではありませんが、参考写真として https://rail.hobidas.com/rmnews/229587/
当時、某社で乗り物系の雑文を書いていたのですが、この情報とあわせて、姫路モノレールを大変詳しく調査されていたブログ「麗しの姫路モノレール」さまにご許可いただいた写真資料とともに、記事を作成。姫路市OBの上司から「本当に書くの?」と脅されながら(笑)発表し、それなりに好評を得ました(諸般の事情によりその記事はありません)。
そして、急転直下。手柄山関連施設の耐震化工事と合わせて、姫路モノレールを展示する施設を開設するとの発表。あわせて、車両引き出しのため、1日限りの限定公開が行われるというニュース。もちろん、取材を兼ねて、訪問しました。
★当時の記事 https://himeji.keizai.biz/headline/159/
全4両のうち残念ながら2両と保線車は部品をとったうえでの解体となったようですが、「姫路モノレール展示室」での公開展示が始まり、産業遺産としての姫路モノレールが再評価されたことを嬉しく思っています。
(やらかしたときに、隠しておくのも大事ですね(笑))。