【大型二種体験記:修了検定③】30年ぶりの「修了検定」(笑)
いよいよ私の順番です。
外周確認、ドア開閉、運転席の調整、ミラー調整、そしてメインスイッチON、エンジン始動・・・。
教官の指示に従って、スタートします。「左よし、巻き込みよし、右よし、巻き込みよし、車内よしっ」。
教官「2番を左へ」
私「2番を左」
しゃべっているほうが落ち着くので(爆)、いちいち復唱します。
交差点を曲がるたびに、「左アンダーミラーと右サイドミラーで位置関係を対角線上に把握せよ」「直前だけでなく、左右、180度ぐらいは見渡して、次の展開を予測せよ」と教官の言葉が、走馬灯のようにめぐります(笑)。
差し世の課題は、路端停車と発進。
幸いにも場内は比較的すいていたので、スムーズに進入・・・停車・・・とおもいきや、ちょっと急ブレーキ気味になってしまいました。
「土踏まずで、タイムラグを感じながらそっと踏むように」、おやじバンドのギタリスト教官の声がこだまします(爆)。
「発進前は、ハンドルを据え切1回転ほど回してから。振り出しに気を付けて」プロレスラー教官の声が聞こえます。
なんとか障害物をクリアして、進行。続いて、S字。
「ちょこちょこ切ったり戻したりしない。できるだけ一定に」「遠くの目線と近くの目線で車の位置を把握して」との声・・・(幻聴です)。
無事クリア。
S字からの左カーブ、いつもの脱輪ポイントも、幸いにも対向車もなく、意識を左後方に集中させることができたので、クリア。
続いて、1-2回しかしたことがない、右折からの坂道発進(いつもは左折から)。
「エンジン回転数上げて、半クラにして音が変ったら、パーキングブレーキを解除。ちょっとぐらい車体が下がっても、ぐっと耐えて前進するのを待つ」
なんとかクリア(笑)。からの右折で本線進入。「中央線を意識して」。
踏切を通過して、最後の課題「あい路」。
右折の進入なので、ラインどりが比較的容易なものの、緊張感しかありません。
「自分がラインとラインの真ん中に来たら、ハンドルを回す。あとは微調整、微調整」。
なんとか押し込みます(笑)。
そして、発着点。途中でミスをしないよう、慎重に運転しながら到着。多分、ほぼ扉の中央のはず。
名残惜しさを感じながら、エンジンを切り座席を戻して、左右確認後に降車。
先生からは、「今回はよくできていましたよ~。唯一、障害物を避けた後の左目視が甘かったかなー。注意してね」というアドバイス。
たしかに、あのあたりはあまり記憶にありません。(笑)。
何はともあれ、私の修了検定が終了しました。
この後、大型車の受検生の立ち合いが必要ということで、もう一人の方とじゃんけんをし、私が負けたので立ち合い乗車となりました。
いやぁ、疲れた。